SEC、ヴァンエックのイーサ現物ETFの判断を5月に延期
米証券取引委員会(SEC)は、資産運用会社ヴァンエックが申請したイーサリアム現物上場投資信託(ETF)の承認・却下判断を5月23日まで延期すると発表した。
3月20日の 発表によると 、SECはCboe BZX取引所におけるヴァンエック・イーサリアムETFの株式上場・取引に関する承認・却下判断の期限を延長した。最終的な判断は5月23日までに下される。
SECは「提案された規則変更を検討する十分な時間を確保するため、承認・却下命令を出すまでの期間を延長することが適切であると判断した」と述べている。
SECはすでに、ハッシュデックスとARK 21シェアーズのイーサリアム現物ETF申請の承認期限を延期している。ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏は、2024年5月を期限とする現行のETH ETF申請は「最終的には却下される」と予想している。
報道によると、SECはイーサリアムを証券に分類する取り組みの一環として、イーサリアム財団との関係を疑われる企業を調査している。この調査がETH ETFの承認にどのような影響を与えるかは不明だ。
SECは2023年10月、イーサリアム先物に連動する投資商品の承認を開始し、仮想通貨を商品として認識する姿勢を示唆した。一方、ヴァンエックの申請延期により、今回の提案はパブリックコメントにかけられることになった。
2024年1月10日、SECは米国におけるビットコイン現物ETFの株式上場・取引を初めて許可した。しかし、ジャック・リード上院議員とラフォンザ・バトラー上院議員は、SECのゲンスラー委員長に対し、イーサ現物ETFは小口投資家にとって「莫大なリスク」をもたらすと主張し、拒否しないよう求めている。
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