バイデン大統領のパロディ・トークンが過去24時間で54%増、ソラナ基盤のミームコインの熱狂続く
米国のバイデン大統領をパロディ化したミームコインである「ジェオ・ボーデン(Jeo Boden:BODEN)」が、3月25日の過去24時間で54%の上昇を見せ、市場価値が2億5000万ドルを超えた。
このミームコインはソラナの分散型取引所レイディウム(Raydium)でのみ利用可能で、中央集権型のプラットフォームにはまだ上場されていない。 公式ウェブサイトにはトークンの3月9日の発売後、「ソルナの第46代大統領ボーデン。彼の仕事は300兆万億(trillion million billion dollars)ドルを作ることだ」と開発者が記載した。「このウォレットはジェオ・ボーデンの財務省とコミュニティのものだ。寄付された資金はマーケティング、リスティング、ギブアウェイなどに使われる」とも述べている。
「BODENはジョー・バイデン大統領とは関係ない。このトークンは単なるミームコインであり、本質的な価値や金銭的な利益の期待はない」
開発者の警告にもかかわらず、ソラナのミームコインは人気を集めており、今年だけでも27回のプレセールで1億2250万ドル以上を調達している。シンガポールの仮想通貨教育会社Gryphsis Academyはコインテレグラフに対し、「ミームトークンは、ソーシャルメディアプラットフォームで広く共有されることで、急速に注目を集める傾向がある。魅力的なツイートやレディットでの投稿は、野火のように広がり、あっという間に多くの人に知られるようになる」と語った。
Gryphsisはさらに、希少性とタイムリーさを強調することで、ミームコインは投資家にとって「緊急性」を煽っていると説明している。研究者は、「限定時間オファー、限定エアドロップ、影響力のある人物やエコシステムの支援を通じて作り上げられたこの緊急性は、投資家に迅速な行動を促す。これらの貴重な機会を逃すことへの恐怖は、迅速な意思決定を促し、個人が遅滞なく参加することを余儀なくさせる」と指摘した。
ソラナの共同創設者であるアナトリー・ヤコベンコ氏は3月19日、ソラナのミームコインプレセール熱狂の最中に、「もう止めよう」と投資家たちに警告した。取引データプラットフォームBirdeyeによると、過去1週間だけで、流動性のある19,000以上の新しいソラナトークンが立ち上げられている。専門家は、その後、ラグプル(詐欺)のリスクは、トークン価格が急騰する可能性よりもはるかに高いと警告している。
BODEN MEME MADNESS
— Jeo Boden 2024 (@boden4pres) March 24, 2024
ROUND 1 HAS COMMENCED.
Voting is live until Tuesday at 5pm (CST)
We got an overall 60+ submissions from u bodeners✊
People took time to cook these up, take some time to vote! https://t.co/rcRz1lunaE
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