BTCの調整はどこまで？ 仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル） ・ソラナ
ビットコイン価格分析
4月10日に強気派はビットコインを下降トレンドライン以上に押し上げたが、高値を維持できなかった。これは、小規模なラリーが売りに遭っていることを示している。
20日間指数平滑移動平均線（68,534ドル）はフラットになっており、相対力指数（RSI）が中間点近くにあるため、強気派は力を失いつつあることを示している。
もし価格が下がり、50日間単純移動平均線（66,207ドル）以下に留まる場合、BTC/USDTペアはより深い調整に向かい、最終的には60,000ドルへと進み、その後61.8%フィボナッチリトレースメントレベルの54,298ドルへと向かうかもしれない。
このネガティブな見方は、価格が現在のレベルから上昇し、73,777ドルを超える場合に無効となる。
イーサ価格分析
イーサ（ETH）は過去数日間、3,056ドルから3,679ドルの範囲で取引されており、供給と需要のバランスがとれていることを示している。
価格は3,056ドルの強いサポートまで下落する可能性があり、そこで強気派が介入する可能性がある。もしETH/USDTペアが3,056ドルのレベルから力強く反発する場合、範囲内での動きがもうしばらく続くことになるだろう。
逆に、価格がさらに下落し3,056ドルを割り込む場合、それはより深い調整の始まりを示し、価格は2,717ドルへと向かうかもしれない。強気派は価格を3,679ドル以上に押し上げなければならない。
ソラナ価格分析
ソラナ（SOL）は4月10日にドル162のサポートから反発したが、20日間EMA（177ドル）を超えることができず、ラリー時の売りを示している。
価格がさらに下がり162ドルを割る場合、弱気のダブルトップパターンが完成する。このセットアップは、次の主要なサポートである126ドルへ、その後はパターンのターゲットである119ドルへのより深い調整を開始するかもしれない。
逆に、価格が162ドルから反発し、20日間EMAを超える場合、それはSOL/USDTペアが数日間連続して横ばいを保つ可能性がある。次の上昇トレンドは、買い手が205ドル以上のハードルをクリアした後に始まるかもしれない。
XRP価格分析
XRPは移動平均線の近くで取引されており、次の方向性についての不確実性を示している。
両方の移動平均がフラットになっており、RSIが中間点近くにあるため、短期的には横ばいで推移することが予想される。XRP/USDTペアは0.56ドルから0.69ドルの間でしばらく揺れ動くかもしれない。
レンジ内で過ごす時間が長くなるほど、そこからのブレイクアウトも大きくなる。もし買い手が価格を0.69ドル以上に押し上げる場合、ペアは0.74ドルの抵抗を超えて急騰するかもしれない。一方で、価格が0.56ドル以下に下落すると、価格は0.48ドルまで引っ張られる可能性がある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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