テレグラムゲームCatizen、仮想通貨CATIのトークン設計を公開
テレグラム基盤のゲームであるCatizenは15日、暗号資産(仮想通貨)CATIのトークノミクスとエアドロップ確認ページを 公開した。
同アプリのユーザーは、同アプリ内の「AirDrop」メニューから受け取ることがでかるCATIトークンのエアドロップ枚数を確認することができる。
しかし、事前に公表されていなかった基準の変更があったことから、一部のプレイヤーは批判の声をあげている。
CATIトークンの発売は、9月20日に行われる予定で、バイビットなどの 仮想通貨取引所 への上場が決定している。
関連: TONゲームCatizen、9月20日にトークン公開|バイビット上場も
シーズン1報酬は15%
CATIトークンの割り当ては、以下の通りとなっている。
- エアドロップとエコシステム:43%
- 流動性:5%
- 国債:15%
- チーム:20%
- 投資家:10%
- アドバイザー:7%
CATIトークンは、総トークン供給量は10億枚となっており、トークン発売時には3億500万枚(30.5%)が流通する。その中の半分(15%)が、仮想通貨エアドロップ(シーズン1)で配布される。
その他は、ローンチプール(9%)、流動性(5%)、財務(1.5%)が初期供給へ使用される。
ローンチプールとは、大手仮想通貨取引所のバイナンスが提供する新たなトークン配布プログラムのことを指す。
CATIトークンも同プログラムへ参加が決定しており、バイナンスへ仮想通貨(BNBまたはFDUSD)を預けてトークンの割り当てを獲得できる。
トークン預入は、9月16日から9月19日まで可能だ。
関連: バイナンス、猫ゲーム「Catizen」を新トークン獲得企画に追加
一部ユーザーから非難の声
しかし、一部のユーザーは、事前に公表されていなかった基準の変更や報酬の取り分が予想よりも少なかったとして、非難の声をあげている。
同アプリの開発元であるPluto Studioは以前、トークン供給量の43%の大部分をコミュニティに提供すると発表していた。
実際には、供給量の約30%のみが発売時に流通するという発表となった。
また、ゲーム内で獲得できるvKitty獲得率が、エアドロップの割り当ての主な決定要因になると述べていた。
しかし、一部のプレイヤーが収益を人為的にvKittyを増やす手段を使っていたことが判明したとして、エアドロップの設計を変更した。
これは、ゲームへ課金したユーザーを優遇したとして、不満の声を漏らすユーザーもいる。
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