tofuNFT運営、新会社「X2Y2 Japan」設立|ソニーSoneium参入
非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス「tofuNFT」の運営を行うコインジンジャ(COINJINJA)は26日、新会社「X2Y2 Japan」を10月に設立することを 発表した。
新会社では、ソニーグループとStartale Labsの合併会社「Sony Block Solutions Labs」 が開発するSoneium(ソニューム)上のNFTマーケットプレイス「Sonova」の運営を行う。
また、法人向けNFTマーケットプレイスの構築および技術提供提供も実施する。これらの動きにより、日本国内事業の再編を狙うという。
Soneiumへ参入
「Soneium」とは、ゲーム、金融、NFTなど幅広い分野のアプリケーションが構築でき、Web3.0技術の大衆化を目指すブロックチェーンだ。
8月末には、テストネット「Soneium Minato」が公開され、 イーサリアム(ETH) のテストネット(Sepolia)との通信も可能となっている。
また、渡辺創太氏率いるAstar Networkが開発したイーサリアム(ETH)のレイヤー2「Astar zkEVM」のSoneium移行も決定している。
「Astar(レイヤー1)」のネイティブトークンASTRが、Soneium上の「重要資産」として活用されることも期待されている。
関連: ソニー、新レイヤー2「Soneium」を発表|Astar zkEVM統合
このチェーン上でNFTマーケットプレイス「Sonova」を運営しながら、日本国内外の個人や企業によるNFT販売を支援していくという。
tofuNFTで培った知見も活用
新会社では、「tofuNFT」の運営で得た知見や技術力を活用した事業展開を行うという。
tofuNFTは、マルチチェーン(30以上のチェーン)対応のNFTマーケットプレイスだ。2022年4月には、取引量が累計100億円を超えた。
また、2022年9月には、イーサリアム上のNFTマーケットプレイス「X2Y2」と提携している。
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