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FTX財団、50億円以上のワールドコイン(WLD)を販売か

FTX財団、50億円以上のワールドコイン(WLD)を販売か

CryptoNewsCryptoNews2024/10/03 11:21
著者:Naoki Saito | 監修: Shunsuke S.Shunsuke S.
FTX財団、50億円以上のワールドコイン(WLD)を販売か image 0

2022年に破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの財団はこのほど、ロックされたワールドコイン(WLD)2230万枚をオークション販売する予定であることが 分かった。

ワールドコインは、大手人工知能(AI)企業のOpenAIのサム・アルトマンCEOが立ち上げた人間認証プロジェクトだ。

販売される2230万WLDトークンの価値は執筆時点で約53億円相当となっており、市場価格の40〜75%の割引価格で販売される予定だという。

また、WLDトークンは販売後、2028年まで毎日ロック解除が行われる。具体的には、2024年12月1日〜2026年7月24日まで毎日2万0539枚、2026年7月25日〜2028年7月24日まで毎日1万3689枚ずつとなっている。

SOLやMPLXも売却済み


同財団はこれまで、債権者への借金返済を行っていくために、ソラナ(SOL)やメタプレックス(MPLX)の販売も行ってきている。

ソラナにおいては、5月末までに合計4100万SOLを売却し73億ドルの資産を得ている。またメタプレックスにおいても、35億円相当の資金を回収している。

いずれも、パンテラキャピタルやフィギュア・マーケッツなどのファンドが落札している。

一方で、同財団が保有する残りの資産は約870億円相当に上る。そのうち約790億円ほどは、 仮想通貨取引所 FTXの独自トークンFTTだ。そのため、無事借金を完済できるかどうかに疑念の声もある。

関連: FTX、26億ドル相当のソラナ(SOL)を売却|債権者からは批判集まる

入札を見送る機関も


しかし、今回のWLDトークンの販売においては、一部入札を見送る機関も存在する。

過去2880億円相当のSOLオークションに落札したフィギュア・マーケッツは、トークンの流通量が限られていることやFTXからの期待値に対する懸念から入札を見送ったという。

オークションの参加締め切りは、3日9時(日本時間)までとなっており、落札者には翌日に通知が行われる。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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