ランボルギーニ、NFTコレクション発売へ|大手アニモカも支援
イタリアの高級車メーカー「ランボルギーニ」は2日、ブロックチェーンゲーム開発大手Animoca Brandsらと提携し、非代替性トークン(NFT)ビジネスの始動を 発表した。
同社は、初の相互運用可能なスーパースポーツカーNFT「Lamborghini Revuelto」を提供予定だ。同NFTの保有者は、今後提供されるエコシステムやイベントへの早期アクセスなどが可能になるという。
NFTの発行は2024年11月7日となっているが、価格や発行数など詳しい情報は明かされていない。
新プラットホーム立ち上げ
同社はNFTコレクション発売に際し、Animoca Brandsも支援するプロジェクトMotorverseと共同で新たなプラットフォーム「Lamborghini Fast ForWorld」を立ち上げる。
Motorverseは、レーシングゲームやモータースポーツのエコシステムとコミュニティを構築する企業だ。
独自の 暗号資産(仮想通貨) であるREVVトークンも発行しており、トークン保有者はMotorverseが提供するコンテンツへの優先アクセスが可能となる。
新プラットホームは、そんなMotorverseの知見や技術を活かし、デジタルとリアルが融合した最先端のゲーム体験の提供を目指す。
ユーザーは、同社の提供するデジタル資産(NFTなど)を使い、エコシステム内の特典(ポイントなど)、リアルイベントのチケット、限定グッズなどに優先アクセスできるという。
執筆時点では、すでにプラットホームへの「許可リスト」の登録もスタートさせている。
公式サイト にて、仮想通貨ウォレットとメールアドレスを使用して許可リストの登録ができる。
高級車メーカーのWeb3参入
高級車メーカーのWeb3.0技術の採用は、今回のランボルギーニだけではない。
同社の同様、イタリアの高級スポーツカーメーカーのフェラーリは、米国や欧州で仮想通貨による決済で車の購入を可能としている。
このような動きにより、他の高級車や高級商品を扱う企業も、Web3.0技術を使ったサービス提供を行うことが期待されている。
関連: フェラーリ、欧州で仮想通貨決済開始|高級車購入の新選択肢に
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