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イーサリアムL2「Scroll」、仮想通貨エアドロップの計画を公開

イーサリアムL2「Scroll」、仮想通貨エアドロップの計画を公開

CryptoNewsCryptoNews2024/10/10 14:12
著者:Yudai Kase | 監修: Naoki SaitoNaoki Saito
イーサリアムL2「Scroll」、仮想通貨エアドロップの計画を公開 image 0

イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワーク「Scroll(スクロール)」は8日、独自の暗号資産(仮想通貨)SCRのエアドロップの計画を 発表した。

仮想通貨エアドロップ に割り当てられているのは、総トークン供給量10億SCRのうち1億5000万SCR(15%)だ。エアドロップは、今後18ヶ月間で2度実施される。

エアドロップ(1回目)のスナップショット(資格決定)日は2024年10月19日で、トークン公開日は2024年10月22日となっている。

エアドロップの請求は、トークン公開時に可能になる。

バイナンスがトークン公開支援


SCRトークンの発行は、大手 仮想通貨取引所 バイナンスの提供する「ローンチプール」を使って実施される。

事前にバイナンスコイン(BNB)もしくはステーブルコイン(FDUSD)をステーキングしたユーザーは、5500万SCR(5.5%)の割り当てを獲得できる。

またバイナンスは、11日からSCRの「プレマーケット」取引を独占的に提供する。プレマーケットとは、ローンチプール上のトークンを上場前に売買できる機能だ。

SCRトークンの外部との送受金等はできないが、トークン供給量の19%へのアクセスが可能となる。

ただし利用できる居住区域は限定されており、各国のルールに従う必要がある。

「Scroll」とは?


「Scroll」は、「zkEVMロールアップ」を採用するレイヤー2ネットワークだ。zkEVMを採用することで、イーサリアムのセキュリティを継承(EVM互換)および情報のプライバシー保護(zk証明)が可能となる。

同ネットワークの預かり資産額(TVL)は、執筆時点で10億ドルを超えており、これはイーサリアムのレイヤー2の中で6番目に大きい規模だ。

4月には、仮想通貨エアドロップを目的とした「ポイントプログラム」を開始。ユーザーは、Scroll上に資産をブリッジおよび同ネットワーク上のプロトコルを利用することで、ポイントを獲得することができる。

この取り組みにより、短期間でTVLを急速に成長させている。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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