Eigenlayer基盤のステーキングプロトコル「Puffer Finance」、独自トークン「PUFFER」のエアドロ実施
Puffer Financeがエアドロ実施
アイゲンレイヤー(Eigenlayer)基盤の分散型リキッドリステーキングプロトコル「パッファーファイナンス(Puffer Finance)」で、独自トークンPUFFERのエアドロップ(無料配布)が実施された。同プロジェクトの公式ブログより10月10日発表された。
PUFFERのエアドロップ数は、「パッファーファイナンス」が実施しているエアドロップキャンペーン「クランキーキャロットキャンペーン(Crunchy Carrot Campaign)」の一環として行われている。このキャンペーンでは、ユーザーがETH・stETHのステーキングやタスクを完了することでポイントを獲得し、後にエアドロップでPUFFERが取得可能だ。
ただしこのトークンエアドロップにおけるスナップショット(権利確定日)は、10月5日に実施されているとのこと。
PUFFERのエアドロップ数は、総発行枚数10億PUFFERのうち1億3,000万PUFFER(13%)に設定されている。なおこの数が2段階で配布される。
エアドロップ第1段階となるクランキーキャロットクエストシーズン1(Crunchy Carrot Quest Season1)のエアドロップ請求(クレーム)は10月14日より開始されており、1億3,000万PUFFER(13%)のうち7,500万PUFFER(7.5%)が割り当てられるとのこと。
そして現在は、第2段階となるクランキーキャロットクエストシーズン2(Crunchy Carrot Quest Season2)のキャンペーンが10月5日より開始されている。第2段階では5,500万PUFFER(5.5%)が割り当てられるという。
なお第1段および第2段のエアドロップ請求期間は、2025年1月14日までとのことだ。
ちなみにエアドロップ以外の「PUFFER」の内訳としては、「パッファーファイナンス」のエコシステムとコミュニティに4億PUFFER(40%)、投資家に2億6,000万PUFFER(26%)、初期貢献者とアドバイザーに2億PUFFER(20%)、プロトコルギルドに1,000万PUFFER(1%)となっている。
「パッファーファイナンス」は、アイゲンレイヤー基盤として初の独自リキッドリステーキングプロトコル。ユーザーはETHをステーキングすることでpufETHが発行できる。pufETHは、バリデーターのチケット販売やリステーキングによって価値が増加するという。
また「パッファーファイナンス」は、「パッファープロトコル(Puffer Protocol)」と「ユニファイエコシステム(UniFi Ecosystem)」という2つの主要システムを展開している。「パッファープロトコル」では、ユーザーはETHをステーキングし、手数料や債券要件などを管理する。一方で「UniFiエコシステム」では、料金体系の管理に重点を置いており、効率的なバリデーター運用を支援している。PUFFERは両システムにおけるガバナンストークンとして機能するとのことだ。
$PUFFER is Coming! 🐡
— Puffer Finance 🐡 (@puffer_finance) October 9, 2024
Today, we’re thrilled to share more details about the $PUFFER governance token, marking a major step in Puffer’s journey toward decentralization! 🌐
The launch will kickstart Puffer DAO, empowering the community to shape the protocol’s future. $PUFFER … pic.twitter.com/rckYNBNbxS
参考: パッファーファイナンス
画像:iStocks/BSVIT・noLimit46
関連ニュース
- イーサL2「Scroll」、独自トークン「SCR」のエアドロを10月22日実施へ
- TON基盤ゲーム「ハムスターコンバット」、エアドロップ割当とロードマップ発表
- Eigenlayerがシーズン2エアドロップを実施へ、総供給量5%放出
- TOKIがテストネットローンチ、イーサリアムとBNBチェーンをIBCで繋ぐ初の事例へ、貢献者にはエアドロも
- 「Yay!」ナナメウエがステーキングキャンペーン実施へ、エアドロップ概要も公開。Web3エコシステム基盤強化で
関連するキーワード
Eigenlayer基盤のステーキングプロトコル「Puffer Finance」、独自トークン「PUFFER」のエアドロ実施
この記事の著者・インタビューイ
一本寿和
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
DeFiプロトコルThala、ハッカーとの交渉成功により2500万ドルを回収
概要 DeFiプロトコルのThalaは、ハッカーとの交渉が成功し、ハッカーが30万ドルのバグ報奨金を受け入れた後、流動性プールから流出した2,500万ドル以上を無事に回収したと発表しました。特定の操作を一時停止していたAptosベースのプロトコルは、現在コードベースの見直しと再監査を行っています。
マントラ(OM)価格、史上最高値を記録
OpSec CEOと主要スタッフ、ZachXBT調査後に集団辞任
トランプ貿易は投資家に2年間の利益をもたらす、今こそあなたの富を守る時だ