2024年11月7日現在、ビットコイン(BTC)の価格は75,000ドルを突破し、史上最高値を更新。この上昇トレンドはアルトコイン市場にも波及し、多くの銘柄が高騰しています。特にアルトコインの中でも、マイナーなコインは1日で数十%の値上がりを記録する銘柄もあるため、注目が集まっています。

しかし、これら多くの魅力的なマイナーコインは、国内の仮想通貨取引所でトレードができません。そこで利用されるのが海外の仮想通貨取引所です。本記事では、海外の仮想通貨取引所をおすすめ順にご紹介します。

おすすめの海外仮想通貨取引所の一覧表

おすすめ順位

Exchange

設立年

拠点国

特長

1位

Vantage

2009年

セントルシア

・多種多様な金融商品

・長年の経営実績

2位

Bybit

2018年

シンガポール

・充実したトレードツール

・現物・先物の大きい取引高

3位

Bitget

2018年

シンガポール

・3億ドル相当の保護基金

・Web3へのアクセシビリティ

4位

ZOOMEX

2021年

シンガポール

・使いやすいアプリ

・DEX機能の実装

5位

FXGT

2019年

セーシェル

・ハイレバレッジ

・多様な教育リソース

6位

XMTrading

2009年

セーシェル

・ゼロカット保証

・24時間日本語対応

7位

MEXC Global

2018年

シンガポール

・2千以上の取り扱い銘柄

・様々なトレードイベント

8位

KuCoin

2017年

シンガポール

・700以上の取り扱い銘柄

・Web3プロジェクト支援

9位

Exness

2008年

キプロス

・スキャルピングOK

・様々な金融市場へアクセス

10位

BTCC

2011年

英国

・最大250倍のレバレッジ

・入会ボーナス取得が容易

11位

BingX

2018年

シンガポール

・ソーシャルトレーディングサービス

・チェルシーFCとパートナーシップ

上記表は、本記事でご紹介する「おすすめ海外仮想通貨取引所」の一覧です。BybitやBitgetなどは知名度が高いため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?VantageやXM TradingはFXユーザーから高い支持を得ている取引所です。仮想通貨トレードだけでなく、伝統的な金融商品(株式やデリバティブ商品、外国為替)も取引できます。

次章ではそれぞれの取引所の概要やおすすめポイント、ボーナス情報についてわかりやすくまとめて解説します。

おすすめの海外仮想通貨取引所ランキングTop11

それでは、11の海外取引所をおすすめランキング順に解説していきます。取引銘柄、ユニークなトレードツール(手法)などから取引所の違いを比較してみましょう。

また、それぞれの取引所は新規ユーザーを獲得するためのプロモーションとして、魅力的なボーナス制度を設けています。中にはアカウントを開設して入金するだけで、仮想通貨を無料で入手できるといったものもあります。気になる取引所のボーナス情報にも注目です!

1位 Vantage(ヴァンテージ)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

セントルシア

設立年

2009年

取引銘柄数

40銘柄

(株式やFX、コモディティなどもトレード可能)

24時間取引高

6千億円以上

取引手数料

ペアごとスプレッドを設定

参照ページ: Vangate Trading「暗号資産取引」

入出金手数料

無料(最低出金額は5,000円相当)

最大レバレッジ

仮想通貨:100倍(他金融商品は1,000倍まで)

日本語対応

あり(平日9時~17時)

トレードツール

ヴァンテージアプリ

MetaTrader 4

MetaTrader 5

プロトレーダー

デモ取引

金融ライセンス

金融委員会 (The Financial Commission)
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
FCA(イギリス金融行動監視機構)

CIMA(ケイマン諸島金融庁)


【Vantageのココがおすすめ!】
・多彩な金融商品がラインナップ
・狭いスプレッド
・ゼロカットシステム(追証なし)

Vantageは仮想通貨だけでなく、さまざまな金融商品をラインナップしており、中には1,000倍ものレバレッジがかけられるものもあります。仮想通貨トレードでは、最大で100倍ものレバレッジをかけてトレードすることが可能です。スプレッドも極めて狭く設定されています。

また、ハイレバレッジトレードのリスクヘッジとして、ゼロカットシステムを導入しています。証拠金がゼロになった時点で決済されるので、追証はありません。

【Vantageのボーナス情報まとめ】

ボーナス内容

最大ボーナス金額

条件

登録ボーナス

10,000円プレゼント

登録後1週間以内にKYC完了で15,000円

登録および本人認証完了

初回入金ボーナス

100%~120%
(上限75,000円)

初回入金

(1週間以内で120%にアップ)

2回目入金ボーナス

50%(上限150,000円)

2回目の入金

3回目以降の入金ボーナス

常時20%(上限1,275,000円)

3回目以降の入金

Vantageのボーナス制度は大きな額が設定されています。しかも、長期にわたって適用されます。初回は入金額の100%がボーナスとして取得できますが、2回目、3回目以降もボーナスを得ることが可能です。

【 Vantageの口座を開設する 】

関連記事: Vantage(バンテージ)の使い方ガイド、取引方法 | 海外仮想通貨取引所

2位 Bybit(バイビット)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

シンガポール

設立年

2018年

取引銘柄数

678銘柄(2024年10月時点)

24時間取引高

現物取引:約8千億円

先物取引:約4兆円

取引手数料

現物取引:メイカー0.1%、テイカー0.1%

先物取引:メイカー0.02%、テイカー0.055%

(VIP制度による割引あり)

入出金手数料

入金無料

出金は銘柄・チェーンにより異なる固定手数料

最大レバレッジ

先物取引最大125倍

日本語対応

あり(24時間対応)

トレードツール

コピートレード

TradeGPT

取引ボット

リーダーボード

ゴールド&FX

MT5(USDTトレードで最大500倍レバレッジ)

ポジションビルダー(シミュレーター)

デモ取引

金融ライセンス

ドバイ Virtual Assets Regulatory Authority (VARA)ライセンス

カザフスタン Astana Financial Services Authority (AFSA) 承認

トルコ Capital Markets Board (CMB)認可

キプロス CySECによるライセンス保有

Bybit(バイビット)はシンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所です。公式サイトやアプリは日本語表示に対応しており、日本人にとって使いやすい海外取引所といえます。取扱い銘柄も常時600以上ラインナップしており、ステーキングや流動性マイニングなどの資産運用サービスも充実しています。

コピートレードや取引ボットによるトレードの自動化、またAIを活用したTradeGPTといった情報サービスにも注目です。ユーザーの取引をサポートし、より合理的で効率的なトレーディングを実現させます。

【Bybitのココがおすすめ!】
・充実の日本語サポート(年中無休)
・積極的な金融ライセンスの取得
・多彩なトレードツール・資産運用サービス

Bybitへの問い合わせは24時間、365日可能です。日本語でも問題ありません。また、積極的に世界各国の金融ライセンスを取得している経営戦略も評価されています。複数国で金融ライセンス取得をすることで、取引所自体の信頼性を向上させています。

トレードツールや資産運用サービスは、ユニークで使いやすいものが多くラインナップしています。特にAIを活用した「TradeGPT」には注目が集まっています。

【Bybitのボーナス情報まとめ】

ボーナス内容

最大ボーナス金額

条件

ウェルカムギフト

最大20 USDT

新規登録と本人確認(KYC)レベル1を完了

入金ボーナス

最大15 USDT

100 USDT以上の入金

取引ボーナス

最大10 USDT

100 USDT以上の取引

入金応援キャンペーン

最大5,000 USDT

入金額と取引額に応じたボーナス支給

Bybitでは、新規口座開設ユーザーに対して最大20USDTのボーナスを用意しています。新規登録してKYCを完了するだけで取得条件をクリアできます。

口座開設後も入金額や取引額に応じて、USDTのボーナスが取得できます。大型のトレードを予定している方で、Bybitをまだご利用でない方はチャンスです。ぜひ、ボーナス制度をご活用ください。

【 Bybitの口座を開設する 】

関連記事: バイビット(Bybit)とは? 評判 入金方法 手数料など徹底解説

3位 Bitget(ビットゲット)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

シンガポール

設立年

2018年

取引銘柄数

800銘柄以上

24時間取引高

現物取引:2千億円以上

先物取引:4兆2千億円以上

取引手数料

現物取引: 0.1% (BGB払い: 0.08%)

先物取引: メイカー0.02%、テイカー0.06%

入出金手数料

入金無料

出金:チェーンごとに設定

最大レバレッジ

125倍

日本語対応

あり

トレードツール

コピートレード

自動売買Bot

スマートポートフォリオ

TraderPro

金融ライセンス

MSB(米国)

MSB(カナダ)

オーストラリアAUSTRAC:DCE

シンガポール金融管理局:MAS

Bitgetはシンガポールの仮想通貨取引所です。取扱い銘柄数も多く、トレードツールや資産運用サービスが充実しています。サッカー選手のリオネル・メッシ氏がプロモーションをしていることでも有名です。公式サイト、公式アプリともに日本語で利用できるので、多くの日本人が利用しています。

【Bitgetのココがおすすめ!】

豊富な銘柄がラインナップ
独自トークンBGB
3億ドルの保護基金

Bitgetはアルトコイン銘柄を多くリスティングしています。珍しいミームコインも多いです。さらに、ローンチパッドで新規発行の銘柄を入手することも可能です。

また、取引所は独自トークンBGBを発行しており、ユーザーはBGBの保有によって取引手数料割引などの特典を受けることができます。

ユーザー保護にも力をいれています。3億ドルの保護基金を設け、ハッキングや資産の不正流出などのリスクをヘッジしています。保護基金を保有しているウォレットは公開されており、誰でも残高を参照することができます。

【Bitgetのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

ウェルカムギフト

200USDT

新規登録後、友達を招待して入手可能

入金ボーナス①

50USDT

1,000USDT以上入金

先物取引:2,000USDT以上

入金ボーナス②

400USDT

10,000USDT以上入金

先物取引:100,000USDT以上

入金ボーナス③

6,000USDT

50,000USDT以上入金

先物取引:10,000,000USDT以上

Bitgetは仮想通貨のボーナスの他、ポイントバック制度もあります。ポイントは各種手数料の割引券引き換えや、トレード資金に変換できます。Bitgetは期間限定での入会ボーナスを出すこともあるので、公式サイトを定期的にチェックすることが大切です。

【 Bitgetの口座を開設する 】

関連記事: ビットゲット(Bitget)とは?評判や特長使い方、手数料を徹底解説

4位 ZOOMEX(ズーメックス)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

シンガポール

設立年

2021年

取引銘柄数

300以上

24時間取引高

200億円以上

取引手数料

メイカー:0.02% 

テイカー:0.06%

入出金手数料

入金:無料

出金:銘柄/チェーンによって異なる

最大レバレッジ

150倍

日本語対応

あり(日本時間午前9時〜翌午前2時)

トレードツール

コピートレード

Zオプション(価格予想決済)

金融ライセンス

MSB(米国)

MSB(カナダ)

NFA(米国)

ZOOMEXは2021年に設立されたばかりの取引所ですが、すでにMSBやNFAライセンスを取得しています。フォーミュラレースの若手ドライバー、オリバー・ベアマン選手とのパートナーシップを締結しており、プロモーションにも力を入れています。入会ボーナスも比較的容易に取得することが可能です。

【ZOOMEXのココがおすすめ!】
・利用開始までが早い
・低い取引手数料
・ハイレバレッジ

ZOOMEXはKYCプロセスを省いて口座開設ができます。したがって、トレードをすぐに始めることができます。手数料も業界最低水準をキープしており、両替(コンバート)手数料にいたっては無料です。150倍のハイレバレッジも利用でき、ゼロカットシステムも実装されています。

【ZOOMEXのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

新規登録ボーナス

$10 ボーナス (USDT)

携帯番号でのアカウント登録/認証

取引特典1

$15 クーポン (USDT)

総額 $30,000 のデリバティブ取引高

取引特典2

$100 クーポン (USDT)

総額 $200,000 のデリバティブ取引高

取引特典3

$500 ボーナス (USDT)

総額 $5,000,000 のデリバティブ取引高

取引特典4

$1,750 ボーナス (USDT)

総額 $15,000,000 のデリバティブ取引高

取引特典5

$2,250 ボーナス (USDT)

総額 $30,000,000 のデリバティブ取引高

取引特典6

$10,500 ボーナス (USDT)

総額 $100,000,000 のデリバティブ取引高

取引特典7

$15,000 ボーナス (USDT)

総額 $200,000,000 のデリバティブ取引高

取引特典8

$15,000 ボーナス (USDT)

総額 $300,000,000 のデリバティブ取引高

累計入金タスク

$10 クーポン (USDT)

BTC、ETH、XRP、EOS、USDT

上記銘柄のいずれかで $500以上を入金

ボーナスにはクーポン形式とUSDT直接配布形式があります。新規登録ボーナスは、とても簡単な条件で取得できるのでおすすめです。デリバティブはトレードによる損失リスクも大きいので、初心者のうちは控えた方がよいのかもしれません。

関連記事: 高度なブロックチェーン技術をもつZoomex取引所とは

【 Zoomexで口座開設する 】

5位 FXGT(エフエックスジーティー)

項目

詳細

公式サイトURL

https://fxgt.com/ja/

拠点国

セーシェル

設立年

2019年

取引銘柄数

13銘柄

24時間取引高

非公開

取引手数料

無料(ペアごとスプレッドを設定)

入出金手数料

無料

最大レバレッジ

仮想通貨:1,000倍

日本語対応

あり(年中無休)

トレードツール

MT5/4取引ツール

MQL5取引シグナル

金融ライセンス

FSCA(南アフリカ)

FSA(セーシェル)

VFSC(バヌアツ)

CySEC(キプロス)

FXGTはキプロスを拠点とする総合金融商品取引所です。取引商品には仮想通貨はもちろん、株式やコモディティもラインナップされています。FXも利用できるので、為替トレード目的で口座開設をする方も多いです。MT5・MT4を用いたトレードシステムで、高度で複雑な投資戦略を計画している上級者のニーズもカバーします。

【FXGTのココがおすすめ!】
・1,000倍のレバレッジ
・株式・コモディティトレードも可能
・GTLot

FXGTでは暗号資産に1,000倍のレバレッジをかけることができます。仮想通貨トレードでのレバレッジでは業界随一の高水準です。また、仮想通貨以外でも数百倍のレバレッジをかけることができます。トレード商品の種類が多岐に渡ることから、それぞれの資産価値を一貫する尺度として「GTLot」が採用されています。1GTLotを10万USDと評価することで、資産の推移を明確にします。

【FXGTのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

新規登録ボーナス

15,000円

登録から30日以内にアカウント認証完了

対象口座: ミニ、スタンダード+、Crypto Max

Welcomeボーナス

最大80,000円

Crypto Max口座に120%ボーナス

他口座に100%ボーナス、初回入金時一回限り

2回目入金ボーナス

2回目の入金に対して50%ボーナス

対象口座: Crypto Max、ミニ、スタンダード+

Crypto Max Loyalty

ボーナス

Crypto Max口座への入金ごとに60%ボーナス

最大120万円

上限到達で25% Loyaltyボーナスに戻る

25% Unlimited Loyaltyボーナス

資金移動額に応じた25%のボーナス

最大120万円のボーナス上限

対象口座: スタンダード+、Crypto Max、ミニ

10% Loyalty暗号資産ブースター

暗号資産入金ごとに10%の追加ボーナス

25% Loyaltyボーナス対象者

対象口座: ミニ、スタンダード+

FXGTのボーナス額はとても高い水準といえるでしょう。新規登録ボーナスとWelcomeボーナスは条件も厳しくないので、とても魅力的です。口座ごとに入金ボーナスが設定されているので、ご利用の際は上記表をしっかりと確認してください。

関連記事: FXGT: FX&Crypto CFD取引 - 新時代の幕開け

6位 XMTrading(エックスエムトレーディング)

項目

詳細

公式サイトURL

https://www.xmtrading.com/jp/

拠点国

セーシェル

設立年

2009年

取引銘柄数

58銘柄

24時間取引高

非公開

取引手数料

無料(ペアごとスプレッドを設定)

入出金手数料

無料

最大レバレッジ

仮想通貨:500倍(他金融商品は1,000倍まで)

日本語対応

あり(年中無休)

トレードツール

MT5/4取引ツール

MQL5取引シグナル

取引シグナル

FX計算ツール

金融ライセンス

FSA(セーシェル)

XMTradingはセーシェルに拠点を置く総合金融取引所です。仮想通貨トレードの他にも為替、株式デリバティブ、コモディティ、株式指数、貴金属、エネルギーの取引ができます。仮想通貨トレードはCFD(差金決済取引)なので、市場の状況に応じてショート戦略を取ることも可能です。

【XMTradingのココがおすすめ!】
・CFD
・500倍のハイレバリッジ
・ゼロカット

仮想通貨CFDは一般的ではないのかもしれません。しかし、CFDを用いることでロング/ショート戦略を効率的に進めることが可能になります。500倍のハイレバレッジも利用でき、ユーザー資産保護のためにゼロカットシステムが採用されています。

【XMTradingのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

新規口座開設ボーナス

15,000円

新規にリアル口座を開設

初回入金ボーナス(100%)

入金額の100%

(最大500ドル)

最初の入金

入金ボーナス(20%)

入金額の20%

ボーナス総額が10,500ドルに達するまで適用

XMTradingのボーナス条件はシンプルで難易度が低いものになります。基本的に誰でも高額のボーナスを入手可能です。入金ボーナスは初回だけでなく、入金のたびに付与されていきます。

7位 MEXC Global(エムイーエックスシー グローバル)

項目

詳細

公式サイトURL

https://www.mexc.com/ja-JP

拠点国

シンガポール

設立年

2018年

取引銘柄数

2,500銘柄以上

24時間取引高

現物取引:2,500億円以上

先物取引:1兆7千億円以上

取引手数料

0~0.1%(MX保有者は50%割引)

入出金手数料

無料

最大レバレッジ

200倍

日本語対応

あり(年中無休)

トレードツール

コピートレード

デモ取引

入金投票

金融ライセンス

Estonian MTR(エストニア)

MEXCはシンガポールを拠点とする仮想通貨取引所です。常時2,500銘柄以上をリスティングしており、ミームコインも多く取り扱っています。知名度も高く、公式サイトやアプリも日本語で利用ができるので、初心者に選ばれることが多い取引所です。

【MEXCのココがおすすめ!】
・業界最多の取扱い銘柄数
・MXエアドロップ
・フィードバックにしっかりと対応

MEXCの特長で、まず挙げられるのが取扱銘柄数の多さです。常時2,500以上の銘柄がリスティングされており、メジャートークンからマイナーコインまでさまざまなトークンをトレードすることができます。MX保有者への新規トークンのエアドロップイベントも好評です。

また、MEXCはユーザーの声を重視する取引所としても知られています。例えば、KYCはユーザーからのフィードバックに応じて撤廃しています。

関連記事: MEXC取引所、ミームコイン上場の登竜門に|取扱いペア数 240 突破
関連記事: MEXCの地域ディレクターFosion氏にインタビュー: 私たちは Web3 の入り口に立っている

【MEXCのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件・詳細

入金タスク

5 USDT

100USDT以上の入金

KYC認証タスク

3 USDT

KYC認証を完了

累計入金 & 取引タスク (1)

25 x 2 USDT

累計入金 ≥ 1,000 USDT

入金資産を3日間連続で維持

先物取引高 ≥ 2,000 USDT

累計入金 & 取引タスク (2)

200 x 2 USDT

累計入金 ≥ 10,000 USDT

入金資産を3日間連続で維持

先物取引高 ≥ 300,000 USDT

累計入金 & 取引タスク (3)

3,000 x 2 USDT

累計入金 ≥ 50,000 USDT

入金資産を3日間連続で維持

先物取引高 ≥ 30,000,000 USDT

MEXCのボーナスは入金とKYCタスクで容易に入手できます。新規ユーザーボーナス以外にも、先物トレードや新機能の使用といった条件で新たにボーナスが付与されます。友達を招待することで得られるインセンティブボーナスも用意されています。

8位 KuCoin(クーコイン)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

セーシェル

設立年

2017年

取引銘柄数

790銘柄以上

24時間取引高

現物取引:1,000億円以上

先物取引:1,700億円円以上

取引手数料

0~0.06%(KCS支払いで20%割引)

入出金手数料

無料

最大レバレッジ

125倍

日本語対応

あり(年中無休)

トレードツール

Bot取引

Pre Market

金融ライセンス

トルコでライセンス申請中

KuCoinは常時700以上の銘柄をリスティングする仮想通貨取引所です。設立も2017年と古く、海外取引所の中では老舗といえます。世界各国の仮想通貨取引所規制が進む中、KuCoinもトルコで営業ライセンスを得るアプローチを開始しました。これから他の国や地域でもライセンス取得を進めていくでしょう。

【KuCoinのココがおすすめ!】
・多彩な金融サービス
・便利なKSC
・新規Web3プロジェクト支援

KuCoinはセービングやステーキングだけでなく、レンディングやローンチプール(GemPool)など多彩な金融サービスを提供しています。独自のネイティブトークンKSCにも注目です。KSCを保有しているだけで、イベント参加や特典サービスを受けることができます。また、KuCoinは新たなWeb3プロジェクトへの支援も行っています。「KuCoin Ventures」プロジェクトでは、新たなWeb3プロジェクトを資金面と技術面でサポートしています。

【KuCoinのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

口座開設

0.01〜20 USDT

口座を開設

本人確認

0.01〜20 USDT

KYC認証を完了

初回入金

0.01〜20 USDT

最初の入金を完了

初回取引

0.01〜20 USDT

KuCoinで初回取引を完了

高度な取引

0.01〜20 USDT

現物取引高が8,000 USDT

または先物取引高が20,000 USDT以上

口座開設だけで受け取れるボーナス、KYCや入金条件のクリアで獲得できるボーナス、また、トレード実績に応じたボーナスが用意されています。

9位 Exness(エクスネス)

項目

詳細

公式サイトURL

https://exn.fxsignup.com/

拠点国

キプロス

設立年

2008年

取引銘柄数

3銘柄

24時間取引高

非公開

取引手数料

無料(各ペアでスプレッドを設定)

入出金手数料

無料

最大レバレッジ

仮想通貨:400倍(他金融商品では無制限)

日本語対応

あり

トレードツール

MT4/MT5

金融ライセンス

FSA(セーシェル)

FSCA(南アフリカ)

CySEC(キプロス)

FCA(金融行動監視機構)

Exnessは、仮想通貨以外にもさまざまな金融商品をトレードできる取引所です。仮想通貨トレードだけでなく、株式や為替、コモディティをCFDでトレードできます。トレードはMT4/5を利用するため、中級者から上級者向けの取引所といえるでしょう。

【Exnessのココがおすすめ!】
・ハイレバレッジ
・便利なスキャルピング機能
・ゼロカットシステム(追証なし)

Exnessはスキャルピングユーザーにフォーカスした取引所といえます。レバレッジは仮想通貨で400倍、他金融商品では条件をクリアするとほぼ無制限になります(約21億倍)。レバレッジの高さは資産リスクにつながりますが、Exnessはゼロカットシステムを導入しており、追証は発生しません。

【Exnessのボーナス情報まとめ】
Exnessはボーナスキャンペーンを行っていません。取引コストを圧縮し、長期的にユーザーのトレード環境を改善していくためです。この説明は公式サイトでも掲載されています。本記事で紹介した他の取引所とは一線を画す経営戦略といえます。ユーザーのコストを長期的に低減させていく姿勢は、多くの支持を集めています。

参照: Exness「Exnessのボーナスキャンペーン・キャッシュバック関連情報」
関連記事: 【Exness】プロフェッショナルトレーダー向けの大手ブローカー


10位 BTCC(ビーティーシーシー)

項目

詳細

公式サイトURL

https://www.btcc.com/ja-JP

拠点国

英国

設立年

2011年

取引銘柄数

114銘柄

24時間取引高

現物取引:約6千億円

先物取引:1兆4千億円以上

取引手数料

メイカー:0.1%、テイカー:0.1%

入出金手数料

入金:無料

出金:各銘柄、チェーンによって異なる

最大レバレッジ

250倍

日本語対応

あり(24時間対応)

トレードツール

コピートレード

デモ取引

金融ライセンス

MSB(米国)

MSB(カナダ)

リトアニアでの法人登録

BTCCは英国に拠点を置く仮想通貨取引所です。2011年から営業を続けており、世界中のユーザーから支持を集めています。ブログや学習コンテンツも日本語で利用できるため、日本人にとっても親しみやすい取引所といえます。

【BTCCのココがおすすめ!】
・豊富な経営実績
・日本語で24時間対応
・入会ボーナスが入手しやすい

BTCCは経営実績のある取引所です。2011年から長年に渡り、しっかりとユーザーニーズに対応しています。公式サイトは日本語で表示されており、カスタマーサービスも日本語で受けることができます。また、入会ボーナスは口座開設と本人確認で簡単に取得可能です。

【BTCCのボーナス情報まとめ】

ボーナス種類

ボーナス内容

条件

口座開設

10 USDTのクーポン

口座開設

本人確認

20 USDTのクーポン

本人確認

初回入金①

体験金20 USDT

7日以内に500 USDT以上取引

初回入金②

体験金5 USDT

5 USDT分のクーポン

7日以内に200 USDT以上取引

初回取引

20 USDTのクーポン

7日以内に初回取引を実行

最初のコピトレ

5 USDTのクーポン

最初のコピートレードを実行

入金額累計

体験金30 USDT

30日以内に累計2,000 USDTを入金

先物累計取引高①

体験金10 USDT

200 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 500,000 USDT

先物累計取引高②

体験金20 USDT

300 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 1,500,000 USDT

先物累計取引高③

体験金50 USDT

500 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 3,000,000 USDT

先物累計取引高④

体験金125 USDT

1,000 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 10,000,000 USDT

先物累計取引高⑤

体験金250 USDT

2,000 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 30,000,000 USDT

先物累計取引高⑥

体験金500 USDT

5,000 USDT分のクーポン

先物累計取引高 ≧ 60,000,000 USDT

入金や本人確認、トレード開始でボーナスが付与されます。先物トレードでは、取引高に応じたボーナスが設定されています。先物トレードを行う予定のある方は、ボーナス情報を事前にしっかりと確認しましょう。

関連記事: BTCC取引所|500円でDeFi、メタバース関連の4つの人気コイン取引|SHIB新規上場

11位 BingX(ビンエックス)

項目

詳細

公式サイトURL

公式サイトはこちら

拠点国

シンガポール

設立年

2018年

取引銘柄数

850銘柄以上

24時間取引高

現物取引:約500億円

先物取引:約8千億円

取引手数料

メイカー:0.02%、テイカー:0.05%

入出金手数料

入金:無料

出金:各銘柄、チェーンごとに設定

最大レバレッジ

125倍

日本語対応

あり

トレードツール

コピートレード

Solanaスワップ

プレマーケット取引

金融ライセンス

MSB(米国)

MSB(カナダ)

BingXはシンガポールを拠点とした仮想通貨取引所です。常時850以上の銘柄をリスティングしており、ミームコインなどのマイナーコインにすぐにアクセスできます。公式サイトや問い合わせも日本語に対応しており、日本人にとっても使いやすい取引所といえます。

【BingXのココがおすすめ!】
・口座開設が早い
・トレードツールが使いやすい
・プレマーケット

BingXは口座申込から審査完了までのプロセスが効率化されており、数分から数十分で手続きを完了することができます。トレードツールも初心者フレンドリーで、使いやすいと評価されています。また、新規銘柄が上場する前にトレードできるプレマーケットにも注目です。プレマーケットでユーザーは、未上場の銘柄をP2Pでトレードすることができます。

【BingXのボーナス情報まとめ】

ボーナス種別

ボーナス内容

条件

新規登録

最大30 USDT相当の報酬

BingXアカウントの作成

事前本人確認

最大550 USDTの報酬

初回にアドバンスKYC認証を完了

初回入金

最大500 USDT相当の報酬

オンチェーンの入金または仮想通貨の購入

初回取引

最大500 USDT相当の報酬

先物取引または現物取引

新規登録やKYCで比較的容易にボーナスを取得することができます。初回入金ではオンチェーン入金の他、クレジットカード購入でも特典が受けられます。

条件で選ぶ!海外仮想通貨取引所

「海外の仮想通貨取引所おすすめランキングTOP11」では、各取引所の概要、おすすめポイントやボーナス情報を解説させていただきました。どの取引所も魅力的であり、国内取引所だけではカバーできないユーザビリティを提供してくれます。

しかし、実際に海外の仮想通貨取引所を選ぶ際は、何を基準に選択したらよいか悩んでしまいます。ここでは、条件ごとに有力な海外仮想通貨取引所をまとめて紹介していきます。当情報を参考に、ご自身の条件に合った取引所を選んでいきましょう!

取引高で選ぶ

順位

取引所名

現物取引高(24時間)

1位

Bybit

6,200億円

2位

Bitget

2,000億円

3位

KuCoin

900億円

仮想通貨の取引高は、取引所への信頼性や流動性の高さを評価するうえでも重要なパロメーターです。

信用取引(デリバティブ取引)は、レバレッジによって大きく額が変化してしまいます。上記表では、現物取引高で有力な海外仮想通貨取引所上位3位を掲載しています。

Bybit、Bitget、KuCoinともに知名度の高い取引所です。有名な取引所ほど現物取引高は大きくなる傾向があります。取引高で選択をしたいと考えている方は、この3つの取引所を押さえておいてください。

取扱銘柄の多さで選ぶ

順位

取引所名

リスティング銘柄数

1位

MEXC

2,500銘柄以上

2位

BingX

850銘柄以上

3位

Bitget

800銘柄以上

取扱銘柄数も重要な取引所の選択基準です。特にミームコインや新規発行コインは国内取引所でトレードすることは難しいため、海外取引所を利用する必要があります。しかし、海外取引所でも取扱銘柄数の少ないところは、ミームコインや新規発行コインをトレードできないことがあります。レアでマイナーなコインをトレードしたい方は、より多くの銘柄を扱っている取引所を選んでいくことが大切です。

MEXCは常時2,500以上の銘柄をリスティングしています。BingXやBitgetも多くの銘柄をトレードできます。注意点としては、非上場化リスクがあります。多くの銘柄をリスティングしていく一方で、取引所はリスクのある銘柄を素早く非上場化します。非上場銘柄情報は公式サイトや公式SNSで発表されるので、しっかりと掌握しましょう。

入会・入金ボーナスで選ぶ

順位

取引所名

ボーナス情報

1位

Vantage

登録ボーナス:10,000円

登録後1週間以内にKYC完了で15,000円にアップ

初回入金ボーナス:入金額の100%

2回目入金ボーナス:入金額の50%

3回目以降の入金ボーナス:常時入金額の20%

2位

FTGX

新規登録ボーナス:15,000円

Welcome(入金)ボーナス:最大80,000円

2回目入金ボーナス:入金額の50%ボーナス

3位

XMTrading

新規口座開設ボーナス:15,000円

初回入金ボーナス:入金額の100%

2回目以降入金ボーナス:入金額の20%

海外の仮想通貨取引所では、入会やKYCなどの簡単な条件でボーナスが獲得できるところが多くあります。ボーナスで得た資産をそのままトレードにも活用できることから、ボーナス情報も取引所を選択する際の重要なポイントです。

魅力的なボーナスを提供している海外取引所はVantage、FTGX、XMTradingです。これら取引所は、登録とKYCだけで15,000円という高額を提示しています。Vantageにいたっては入会ボーナスだけでなく、入金ボーナスもかなり大きな額が設定されています。

トレードサービスの充実度で選ぶ

順位

取引所名

トレードサービス

1位

Bybit

コピートレード

TradeGPT

取引ボット

リーダーボード

ゴールド&FX

MT5(USDTトレードで最大500倍レバレッジ)

ポジションビルダー(シミュレーター)

デモ取引

2位

Bitget

コピートレード

自動売買Bot

スマートポートフォリオ

TraderPro

3位

XMTrading

MT5/4取引ツール

MQL5取引シグナル

取引シグナル

FX計算ツール

海外の仮想通貨取引所では、さまざまなトレード手法やトレードツールを提供しています。最近ではBotやベテラントレーダーのコピー取引だけでなく、AIを用いたトレードサービスの提供を始めた取引所もあります。取引所を選ぶ際は、これら提供されるサービスも重要な判断材料です。

コストの安さで選ぶ

順位

取引所名

手数料

1位

MEXC

0~0.1%(MX保有者は50%割引)

2位

KuCoin

0~0.06%(KCS支払いで20%割引)

3位

Bitget

現物取引: 0.1% (BGB払いで20%割引)

先物取引: メイカー0.02%、テイカー0.06%

取引手数料や入出金手数料は安い方がよいでしょう。海外取引所は自社ネイティブトークンや特定銘柄の保有で手数料を安くしているところがあります。MEXC、KuCoin、Bitgetは自社ネイティブトークンの保有、もしくはネイティブトークンを手数料の支払いに使用することで大幅な割引が実現します。

日本語が使える取引所を選ぶ

本記事で紹介した全ての海外仮想通貨取引所は公式サイト、公式アプリともに日本語に対応しています。カスタマーサービスも日本語で受け答えができます。日本語が使える取引所をお探しの方は、ぜひ本記事にラインナップしている取引所をご検討ください。

Web3プロジェクトへのアクセシビリティ

順位

取引所名

Web3関連サービス

1位

Bybit

Bybit Wallet開発・提供、DEX Pro、NFT Pro、トークン作成

2位

Bitget

Bitget Wallet開発・提供、Dappsストア、NFTマーケット

3位

KuCoin

KuCoin Labs、KuCoin Ventures、KCC

最近では取引所がノンカストディアル型ウォレットを開発し、Web3プロジェクトへのアクセシビリティを強化しています。BybitやBitgetは独自のウォレットを開発し、マルチチェーン対応を進めています。KuCoinはWeb3プロジェクトを資金面と技術面で支援することで、新規発行コインを取得しやすい体制を構築しています。KuCoin独自で開発するパブリックチェーンKCCの展開にも注目です。

金融ライセンスで選ぶ

取引所運営の正当性を測るうえで、金融ライセンスは重要です。ライセンスを保有することで、ユーザーからの信頼性は増します。結果的に取引所へ資金が集まりやすくなり、市場の流動性強化にもつながります。

国際的に事業を展開している取引所は、多くの国でライセンスを取得するために取り組みを進めています。特に米国やカナダのMSBは、金融ライセンスとして大きなプレゼンスを発揮します。

本記事で紹介した海外取引所では、Bitget、ZOOMEX、BTCC、BingXが米国とカナダのMSBライセンスを取得しています。

運営実績(設立年)で選ぶ

運営実績は、長年に渡ってユーザーニーズに上手く応えてきたことを裏付けてくれます。ExnessやXMTrading、BTCCは長年の運営で幅広いユーザー支持を集めています。仮想通貨取引所は、BTCが急激な値上がりを見せた2017年から2021年ごろに多く設立されました。一方で、セキュリティや経済的な問題で閉鎖されていった取引所も多くあります。運営実績は取引所を選ぶ際に重要な情報です。

準備金情報で選ぶ

取引所は、ユーザーから預かった資産以上の資産を保有して公開することで、経営の透明性を示します。また、不正な資金使用などを防ぐ目的もあります。準備金証明(Proof of Reserves、POR)を法律で義務付けている国もあるので、海外取引所を選択する際はしっかりと確認しましょう。

本記事で紹介した取引所のなかで、準備金制度がもっとも充実しているのはBitgetです。Bitgetは準備金の他に、ユーザー保護資金として3億ドルを保有しています。保護資金はBitgetが進めるWeb3プロジェクトでの補償にも使用されるため、独自のノンカストディアル型ウォレット「Bitget Wallet」への信頼性向上にもつながっています。

海外仮想通貨取引所の使い方

海外の仮想通貨取引所の使い方を解説します。国内の取引所と大きく違う点は入金方法です。海外の取引所では、日本の銀行から日本円の入金は受け付けていません。

1.口座開設

まずは海外仮想通貨取引所の公式サイトへアクセスしてください。フィッシング詐欺等のリスクを防ぐため、公式SNSからアクセスするといったやり方も有効です。メールアドレスがあれば簡単に口座を開設できます。

2.KYC実施

KYC(Know Your Customer:顧客確認)は、ユーザーの身元を証明するプロセスです。取引所の犯罪利用、もしくは不正利用(特定の国や地域からのアクセス)を防ぐために実施されます。

KYCでは一般的なID(免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)が必要になります。また、本人の写真撮影を求める取引所もあります。

3.入金


海外の仮想通貨取引所を使う際、一番の関門となるのが「入金」です。日本円を銀行振込などで直接入金できる海外取引所はありません。入金方法は仮想通貨送金、クレジット・デビットカードによる仮想通貨購入、P2Pトレードなどが挙げられます。

もっとも一般的な入金方法は、日本国内の取引所からの仮想通貨送金です。ユーザーは銀行から国内取引所へ日本円を入金し、任意の銘柄(BTCやETHなど)を購入します。その後、購入した銘柄を海外の仮想通貨取引所へ送金します。銘柄によって送金ネットワーク(イーサリアムネットワークなど)が異なるので、しっかりと確認してください。

4.トレード開始

国内取引所から仮想通貨が着金するとトレードが可能になります。銘柄ごとにトレード先の銘柄が決められています。これをトレードペアといいます。送金に使用された銘柄がBTCやETHであれば、多くの他銘柄とトレードができます。

5.出金


出典: Bitget 出金フォーム
出金先としては、日本国内の取引所、自身の所有するノンカストディアル型ウォレット(メタマスクなど)、Web3プロジェクトへの支払いなどが挙げられます。入金時と同じく、使用するブロックチェーンネットワークの確認が大切です。

トラベルルールへの理解

日本では仮想通貨の犯罪利用や不正流出などを防ぐ目的で、2023年6月にトラベルルールが施行されています。トラベルルールは仮想通貨送受信の際に、送受信者情報をユーザーが取引所に提供する取り決めです。海外取引所への送金、もしくは国内取引所への送金の際に重要となるルールですので、しっかりと理解を深めていきましょう。

送金受信で必要になる提出情報


提出しなければならない情報は、取引所によって多少異なる場合があります。一般的には送受信をする者の氏名(取引所名)、送受信目的、また特定国への送金拒否宣誓情報が挙げられます。特定国というのは北朝鮮とイラン、ロシアなどが経済制裁を受けている国です。また、国際的な犯罪組織や個人の制裁対象者(犯罪者など)にも仮想通貨を送金することはできません。

トラベルルールソリューションシステム

トラベルルールの施行にあたり、取引所は「TRUST」または「Sygna」といった送金情報通知システムを導入する必要があります。異なるシステム間での情報共有ができないため、仮想通貨送受信においては、それぞれの取引所が同じソリューションシステムを導入している必要があります。

国内取引所の中でもソリューションシステムの統一はされておらず、ユーザーの利便性向上を図るうえで課題となっています。一方で、リソースのある取引所はいくつものソリューションシステムを導入し、世界中の取引所からの送受信に対応しています。

関連記事: G7財務相会合、暗号資産に対する「トラベルルール」の導入加速を確認

海外仮想通貨取引所の注意点

取扱銘柄数も多く、魅力的なトレードツールや資産運用サービスで人気を集める海外仮想通貨取引所ですが、注意するポイントもあります。ここでは、海外仮想通貨取引所の注意点を5つにまとめて解説します。

法定通貨の入出金に制限がある

海外の仮想通貨取引所に日本の銀行から直接入金することはできません。これは日本の金融規制があるからです。米ドルやユーロなどの法定通貨の入金はできる場合がありますが、クレジットカードやデビットカードを利用するため、為替手数料などのコストがかさみます。

出金に関しても同じです。日本の銀行に海外仮想通貨取引所から直接出金することはできません。海外の仮想通貨取引所の資産を日本円にする際は、一度日本の仮想通貨取引所へ送金し、そこで日本円と仮想通貨をトレードする必要があります。

日本人の使用が制限されている取引所がある

日本人の使用を制限している海外仮想通貨取引所もあります。具体的にはBinance(Global)、Coinbaseが挙げられます。Binanceは2023年に日本法人が設立されたことによって、海外版の使用が制限されるようになりました。Coinbaseは日本法人を設立していましたが、2023年の撤退後に日本人による使用ができなくなりました。日本人の使用制限については、口座作成前にしっかりと確認することが大切です。

関連記事: 仮想通貨取引所バイナンス、国内ユーザーのバイナンスジャパンへの移行を開始
関連記事: コインベース、市場低迷の中、日本事業を停止

日本の金融庁が警告している

日本の金融庁が海外の仮想通貨取引所の利用について警告を発することがあります。これは取引所のセキュリティ、倒産時の補償リスクを考慮した対応です。金融庁の警告はニュースになることもありますが、積極的に情報を検索しないと得られないこともあります。「金融庁、取引所、警告」といったワードで検索をしてみましょう。

マイナー銘柄は出金規制も多い

海外の暗号資産取引所はミームコインなどのマイナー銘柄をリスティングしていますが、出金規制が頻繁にかかります。これは流動性リスクや銘柄に関わるプロジェクトリスクなどが影響しています。また、マイナーなチェーンでのスケーラビリティ※1を考慮して出金が制限されることもあります。

※1 スケーラビリティはブロックチェーンネットワークの処理能力です。過度な送受信が起こるとネットワークが上手く機能しないことがあります。

資産補償が明らかではない

多くの海外仮想通貨取引所では準備金を確保しており、基本的にユーザー資金は保護されます。しかし、過去には取引所の倒産でユーザー資金が保護されなかった事例もあります。例えば、2022年に香港のAAXという取引所が倒産した際は、ユーザー資金が保護されるどころか、責任者が資産を持って逃亡を図りました。

準備金がしっかりとされていても、簡単に運営がアクセスできないようにするシステムの構築が重要です。マルチシグ※2の導入などで経営者が単独で準備金を操作できないようにする取り組みも進んでいます。

※2 マルチシグはウォレット内資産操作に複数人の許可が必要となるシステムです。

海外仮想通貨取引所に関してよくある質問

それでは最後に海外仮想通貨取引所に関してよくある質問をまとめて、わかりやすく回答していきます。

日本人は使っても良い?合法ですか?

日本人が海外の仮想通貨取引所を利用するのは問題ありません。一方で、「資金決済に関する法律」には、取引所に対する規制が示されています。よって、日本国内で金融庁に登録せずに日本人向けにサービスを提供する仮想通貨取引所は取り締まりを受けます。

参照: E-GOV「資金決済に関する法律」

年齢制限はありますか?

取引所を利用するうえでの年齢制限は、取引所ごとに設定されています。多くが18歳以上、もしくは20歳以上という条件を設けています。一方で、KYCの実施されていない海外取引所では、実質的に年齢制限がありません。

取引で得た利益は課税されますか?

所得総額

課税率

195万円以下

5%

195万円超〜330万円以下

10%

330万円超〜695万円以下

20%

695万円超〜900万円以下

23%

900万円超〜1,800万円以下

33%

1,800万円超〜4,000万円以下

40%

4,000万円超

45%

仮想通貨取引による利益は雑所得に分類され、利益額に合わせて累進課税が適用されます。雑所得は年間で20万円を超える場合、確定申告が必要です。

また確定申告の際は、所得税の他に住民税(10%)、復興特別所得税(2.1%)も合わせて計算する必要があります。

参照: 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について」

関連記事: 仮想通貨の税金解説!計算方法など初心者向けの基礎知識

海外取引所への送金銘柄は何がいいですか?

仮想通貨は価格変動が激しい金融商品です。送金間に価格が大きく変動しないような銘柄がよいでしょう。送金間に価格が上昇すれば問題ありませんが、下落した場合は資産リスクにつながります。

また、送金速度も重要な評価項目です。送金時間が長ければ長いほど、価格変動リスクも増し、利便性も低下します。

価格の安定性、送金速度の観点から、送金銘柄は「XRP(リップル)」が推奨されます。XRPは国際送金機能に特化した銘柄で、数秒から数十秒で送金が完了します。また、XRPは市場規模も大きく、価格も比較的安定しています。

KYCは絶対に必要?

KYCを必要としない取引所もあります。しかし、KYCを実施することで取引所や口座の正当性を高めてくれます。国際的に仮想通貨取引所への規制が強まる中、KYCを必須にする取引所は増えています。ユーザーにとっては、個人情報を渡すという不安はありますが、国際的な犯罪や仮想通貨の不正送金を防ぐためには、重要な取り組みといえます。
取引所が倒産したらどうなるの?
取引所が活動拠点としている国の法律に則り、ユーザー資産は保護されます。よって、外国の法律を確認することが大切です。準備金など、ユーザー資金保護のためのシステムも確認しておきましょう。

一方で、今までの仮想通貨取引所の倒産事例を見ると、ユーザー資金が保護されていないケースが散見されます。2022年のFTX(米国)※3やAAX(香港)の破綻の際は、ユーザー資金は保護されませんでした。

※3 一部ユーザーには資産回復が行われています。

関連記事: FTXの債権者グループ 破産更生計画に異議 | 現物での補償を求める

まとめ

以上、本記事ではおすすめの海外仮想通貨取引所をランキング方式で解説させていただきました。ランキングで解説した取引所は、全て日本語での利用ができます。日本国内では入手できないレアなコインをお探しの方は、ぜひ検討を進めてみてください。その際は、利用目的を明確にし、条件に合った取引所を比較することが大切です。

仮想通貨業界は日々変化しています。最新の取引所情報は公式サイトから適時入手していきましょう。特にボーナス情報は、期間限定で発表されることがあります。魅力的なボーナスを逃さないためにも、公式SNSをフォローしておくこともおすすめです。

【免責事項】 本記事はPR記事であり、コインテレグラフジャパンは当ページのいかなるコンテンツ・製品・商品・暗号資産も推奨していません。読者は当記事で言及される企業・サービス及び仮想通貨に関係した如何なる行動をとる前に、独自の調査を行い判断する必要があります。また当記事は投資の助言・アドバイス・推奨ではありません。