カナリーキャピタル、米国初「ヘデラ現物ETF」を米SECに申請
LTC、SOL、XRPの現物ETF申請に続き
暗号資産(仮想通貨)投資企業カナリーキャピタル(Canary Capital)が、暗号資産へデラ:Hedera (HBAR)の現物上場投資信託(ETF)申請を行った。11月12日付けのS-1登録届出書にて確認できる。HBARに特化したETFの申請は米国初の事例だ。
届出書によれば、同ETFはヘデラネットワークのネイティブ資産であるHBARの資産価値にエクスポージャーを提供するものだという。また信託はHBARを直接保有する。
へデラ(HBAR)は、へデラパブリックネットワーク内で2つの役割を担っている。1つ目はスマートコントラクト、ファイルストレージ、通常の取引など、へデラのサービスを動かすためのガス代として、2つ目はへデラのユーザーはトークンをステークしてプラットフォームの完全性を維持する事ができるため、ネットワークの安全性を確保するためにも使用されている。
へデラはバイナンス(Binance)、コインベース(Coinbase)ビットトレックス(Bittrex)、フォビグローバル(Huobi Global)などで取り扱われており、時価総額は約3,407億円(11/13コインマーケットキャップ調べ)となっている。
カナリーキャピタルは10月、暗号資産ライトコイン(LTC)、ソラナ(SOL)及びリップル(XRP)の現物ETFのS-1申請書類を米SECに提出している。
参考: 申請書
画像:iStock/null
関連ニュース
- 21シェアーズが米SECに「XRP現物ETF」のS1申請書を提出、米国3例目
- 米コインベースで「Hedera (HBAR)」上場へ
- カナリーキャピタル、米SECに「ライトコイン現物ETF」のS1申請書を提出
- カナリーキャピタル、米SECに「XRP現物ETF」のS1申請書を提出
- カナリーキャピタル、米SECに「ソラナ現物ETF」申請、VanEckと21Sharesに続き
関連するキーワード
カナリーキャピタル、米国初「ヘデラ現物ETF」を米SECに申請
この記事の著者・インタビューイ
あたらしい経済 編集部
「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。
これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。
「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。
これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
DeFiプロトコルThala、ハッカーとの交渉成功により2500万ドルを回収
概要 DeFiプロトコルのThalaは、ハッカーとの交渉が成功し、ハッカーが30万ドルのバグ報奨金を受け入れた後、流動性プールから流出した2,500万ドル以上を無事に回収したと発表しました。特定の操作を一時停止していたAptosベースのプロトコルは、現在コードベースの見直しと再監査を行っています。
マントラ(OM)価格、史上最高値を記録
OpSec CEOと主要スタッフ、ZachXBT調査後に集団辞任
トランプ貿易は投資家に2年間の利益をもたらす、今こそあなたの富を守る時だ