米コアCPI減速でBTCは10万ドル回復 影響は続くか?【仮想通貨相場】
15日のビットコイン(BTC)円は1528万1981円から取引が始まった。東京時間序盤の相場は小動きに終始するも、中盤から欧州時間序盤にかけて外国為替市場でドル円相場が下落したことで、ドル建てでの取引が主流のBTCは円建てで下落し、一時は1520万円を割り込んだ。一方、米国時間序盤に発表された12月米消費者物価(CPI)のコア指数が市場予想を下回り前年比で減速したことで、BTCは急反発を演じ1560万円周辺まで戻すと、イスラエルとハマスがガザ地区の停戦合意に至ったとの報道も転がり込み、相場は米国時間終盤にかけてドル建てで大台の10万ドル水準となる1563万円を突破した。その後はやや失速するも、終値は10万ドル水準を上回り、1569万9999円でこの日の取引を終えた。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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