ビットコイン（BTC）保有企業マイクロストラテジーは、さらに1万107BTCを約11億ドルで購入した。同社共同創設者のマイケル・セイラー氏が 1月27日に発表した 。

これにより、世界最大の企業ビットコイン保有者であるマイクロストラテジーの保有量は47万1107BTCに達した。

セイラー氏の発表は、ビットコインがドナルド・トランプ大統領就任以来初めて10万ドルの水準を下回る中で行われた。

マイクロストラテジーの継続的なビットコイン購入

今回の購入は、同社にとって12週連続のビットコイン購入となる。セイラー氏は、これまでの購入発表と同様に、1月26日のX投稿で今回の購入を 予告していた 。

マイクロストラテジーは2020年8月に自己資金を用いて2万1454BTCを購入した時から、積極的なビットコイン購入戦略を採用している。

その後、転換社債やシニア担保付債券などによる資金調達を活用して、ビットコインの買い付けを続けている。

2024年10月、マイクロストラテジーは「21/21プラン」と呼ばれる販売契約を締結した。このプランでは、クラスA普通株式を発行および販売し、最大210億ドル を調達するとしている。

マイクロストラテジーの世界的な影響

マイクロストラテジーのビットコイン戦略は、世界中の企業に影響を与えている。

日本では、メタプラネットが2024年末までに1762BTCを買い増し、その年に株価が2000%以上上昇した。同社は2025年に保有量を467%増加させ、1万BTCにする意向を 示している 。

またナスダック上場の不動産サービス会社であるファゾム・ホールディングスは最近、50万ドルをビットコインおよびビットコイン上場投資信託（ETF）に割り当て、米ドル中心のバランスシートを多様化する計画を 発表した 。

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