ビットコイン、強気相場の継続を示唆 クジラによる取引所への資金流入が鈍化
オンチェーン分析プラットフォームの クリプトクアントのデータ によると、仮想通貨取引所へのクジラ(大口投資家)による資金流入が鈍化しており、強気相場の継続を示唆している。
クリプトクアントのデータによれば、ビットコイン(BTC)は通常、クジラから取引所への流入が局所的な高値から減少すると、サイクルのピークに到達する傾向がある。
2月13日のブログ で、クリプトクアント寄稿者のGrizzly氏は、「クジラ・取引所比率(Whale Exchange Ratio)」の30日単純移動平均を強調した。これは、取引所への流入額トップ10を流入額全体で割って算出する指標だ。
2月12日時点でこの比率は0.46となり、数年ぶりの高水準に近づいている。これは、2023年12月中旬にBTC/USDが過去最高値付近で推移していた際の0.36という低水準から上昇している。それ以降、価格は下落し、クジラの活動は増加している。しかし、この傾向にはすでに鈍化の兆しが見られる。
「2024年後半以降、この指標は力強い上昇を見せていたが、過去2週間で勢いが若干鈍化しており、明確な反転には至っていない」とGrizzly氏は指摘した。
「過去の傾向を見ると、スポット取引所へのクジラの入金が減少することが、ビットコインの強気ラリーの前兆となることが多い」
Bitcoin Exchange Whale Ratio (screenshot). Source: CryptoQuant
6カ月以内に保有を開始した大口投資家の 平均取得コスト は9万ドル弱であり、この水準は3カ月以上維持されており、トレーダーにとって重要なレベルとなっている。
もう1つの重要な市場参加者であるマイナーは、今月に入り再び蓄積フェーズに入っている。
これは、過去6カ月間にわたるマイナーウォレットからの継続的な流出が一段落したことを示しており、市場の局所的な底値を示すサインとみられる。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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