博報堂キースリー、米DePINプロジェクト「DIMO」と提携。日本の自動車市場への進出支援
博報堂キースリーが米DePINプロジェクト「DIMO」と提携
国内web3事業プロデュース企業の博報堂キースリーが、「DIMO Network」の運営をサポートするDIMO Foundation(DIMO財団)との提携を2月26日に発表した。
「DIMO Network」は、ブロックチェーン技術を活用して自動車産業の課題にアプローチするDePINプロジェクト。自動車データをデータエコシステムに提供したユーザーに報酬が付与される。自動車にオンチェーン・アイデンティティを付与し、所有者が自動車とそのデータをコントロールできるようにすることで、データプライバシーを担保しながらも、まったく新しい顧客体験、経済的価値を提供しているという。米国、カナダ、ヨーロッパ市場では、既に15万台の車両と接続しており、200を超える開発者が既にDIMO基盤上でアプリケーション開発に取り組んでいるとのこと。
なおDePINとは、Decentralized Physical Infrastructure Networksの略称で、ブロックチェーン技術を活用し、従来の中央集権的なインフラ運営とは異なる新たなアプローチを提供、分散型の物理インフラネットワークを構築するプロジェクトのことだ。
今回の提携により博報堂キースリーは、DIMO Foundationと連携しながら、「DIMO Network」の日本市場への進出戦略やPoC施策などを推進していくとのこと。また日系自動車企業との協業や連携を進めながら、新しい自動車体験の創造に取り組んでいくとのことだ。
博報堂キースリーは、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(アスターネットワーク)」のファウンダーで、同ネットワークの開発の知見を活かしたコンサルティングや開発サポートを行うStartale LabsのCEOである渡辺創太氏と博報堂が共同で2022年12月に設立した設立した企業である。
画像:iStocks/Lidiia-Moor
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この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
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