MoonPay、ステーブルコインAPIインフラ企業「Iron」買収
MoonPayがステーブルコイン企業Ironを買収
暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダーのムーンペイ(MoonPay)が、APIに特化したステーブルコイン企業アイアン(Iron)を買収したことを3月13日に公式Xより発表した。
米暗号資産専門メディア「ザ・ブロック(The Block)」報道によると、ムーンペイによる今回の買収は、少なくとも1億ドル(約149億円)相当で取引が行われたとのこと。
今回の買収によりムーンペイの金融サービスは、企業向けのステーブルコインのクロスボーダー決済にも対応可能になるという。
またムーンペイ導入企業は、複数通貨の国債や米国債などの利回りのある資産を保有できるようになるという。
さらにアイアンのAPIに重点を置いたインフラストラクチャを介したムーンペイのステーブルコイン決済には、マネーロンダリング防止対策、顧客確認プロトコル、その他のリスク管理が統合されるとのことだ。
ムーンペイは今年1月、決済プラットフォーム提供のヘリオ(Helio)を1億7,500万ドル(約262億円)で買収していた。ヘリオはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の決済を効率化する技術を提供している。
breaking news: we’ve acquired @iron , an API-first stablecoin infrastructure platform!
— MoonPay (@moonpay) March 13, 2025
with Iron’s technology, we’re putting the power and speed of stablecoins into the hands of enterprises, fintechs, and global merchants pic.twitter.com/5iQK5Vo6Ia
参考: THE BLOCK
画像:iStocks/KrulUA
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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。
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